普賢院に関する質問

普賢院 高野山おすすめの宿坊は?

高野山の宿坊体験をしてみようと思います。お勧めの宿坊を教えてください。福智院は高すぎるので、1万円程度でよい宿坊を教えていただけると幸いです。蓮華定院と一乗院はもう満室でしたので、ココ意外でありませんか?....

  高野山おすすめの宿坊は?の詳細

普賢院旅行記

2泊3日 弘法大師の旅(by grassさん)

普賢院
龍神温泉と高野山へ行ってきました。
きっかけは、京都の東寺で見た薬師如来座像でした。

東寺の金堂に安置されている大きな黄金の薬師如来像に見られていると
守られているような安心感がありましたが畏れのようなものも感じ、
この人(人ではないですが)の前では嘘はつけない気がして、
そこにしばらく立ちつくしていました。ずっとそこにいられそうでした。

ある出来事から仏教に興味を持ち始めていたので
弘法大師空海と並ぶ伝教大師最澄が開いた比叡山延暦寺に行くことも考えたのですが
延暦寺の宿坊が改装中であったことと、熊野古道が世界遺産登録されたということで
高野山へ行くことに決めました。

新幹線からJR特急くろしおに乗り、紀伊田辺駅からバスで龍神温泉へ
いろいろなルートがありますがが、ワイドビュー南紀にはすでに乗っていたので
別の電車に乗りたくてこの方法を選びました。

紀伊田辺からは龍神バスに乗りますがこれがまた2時間に1本くらいしかありません。
空き時間は駅周辺をぶらぶらしましたが、アットホームな商店街があり
有名な紀州の梅を売っているので、好きな人にはたまらないと思います。
(ちなみに私は花は好きですが、実は食べられません)

龍神温泉までは1時間30分くらいですが、
正直言って転々とある民家と山以外何もないので(途中に備長炭の博物館みたいなのがあった)
だんだん朝早かった疲れが出てきて、寝ました。

そうしているうちにに到着。
役の行社小角によって発見され、
その後弘法大師が難陀龍王の夢のお告げによって浴場を開いたと伝えられている温泉。
そうなんです弘法大師ゆかりの地なんです。

ここには歴史のある老舗旅館があり、泊まってみたかったのですが、
一人旅のうえ、なるべくお金をかけたくなかったので「季楽里龍神」へ泊まりました。
現在はよく分かりませんが国民宿舎だったようで、
翌日行く高野山行きのバスも止まるし、何より交通量が少なくとても静かです。
ただ、携帯電話はつかえません。(ドコモは、アンテナを発見しました。)
それに山に囲まれているので、すぐに陽が見えなくなって暗くなってしまいます。
川がそばにあるので、夜道はお気をつけください。

食事は料金なりというところですが、おすすめはお風呂です。
大浴場はとても広く、大きなガラス窓を隔てて外とつながっています。
平日だったので、誰もいない外風呂で月を眺めながらゆっくりと浸かることができました。

そして驚いたのはお湯。お風呂から出てみると・・・
肌がツルツル!!
翌日もずっとそのままでした。
龍神温泉は、島根県の湯の川温泉、群馬県の川中温泉とならんで
日本三美人の湯として有名だそうで、「さすが!!!」でした。
また、かなり山奥にあるので秘湯だそうです。
(秘湯って山に分け入って自分で掘って入るような場所だと思ってました・・・)


2日目はバスに乗っていよいよ高野山へ
高野山へのバスは1日2本です・・・
時間まで待っていると季楽里龍神のスタッフの方がお茶を出してくれました。
ここのスタッフさんはにこやかな方が多いです。
目の前に山があるので、ロビーからの景色を堪能し、路線バスに乗りました。
龍神バスに乗るのですが、途中の護摩壇山で南海りんかんバスに乗り換えます。
平日のせいか路線バスにもかかわらず、客は私1人でした。

護摩壇山には「護摩山スカイタワー」があり山を見渡すことができます。
ただ、このバスの路線では、紀伊田辺から龍神温泉に行くよりも山以外に何もありません。
とてもきれいですが、タワーに登らなくても緑は十分堪能できます。

2時間ほど走って高野山内に入ります。
高野山にはホテルや旅館のような施設はなく、泊まる場合は宿坊になります。
最近はツアーパンフレットに載っているような旅館のような宿坊もありますが
あまり人がいるのは好きではないので、私は避けました。
私が泊めていただいたのは普賢院です。

奥の院は最終日に行こうと決めていたので、とりあえず西の端から一の橋まで探索です。
とにかく一番初めは、真言宗の総本山の金剛峰寺へ行きました。
御朱印帳を手に入れ、参りましたと報告とお参りをし、探索へ
山内は、とんでもなくたくさんお寺があるので
すべて回って御朱印をいただく事はできません。
事前に調べたいくつかのお寺と霊宝館、壇上伽藍へ行きました。
この季節の高野山は、標高が高いだけに少し桜が残っていて枝垂桜はちょうど満開でした。
団体の学生を見かけたので、最近は修学旅行で来るようですね。

夕方宿坊へ戻り、お願いしていた写経をし、そのあと夕食をいただきました。
宿坊での食事は精進料理がでました。
他の宿坊は分かりませんが、食事は本当においしかったです。
濃い味付けではないし、量も少ないのかなあと思っていましたが
天ぷらや煮物、果物など見た目に鮮やかに盛りつけられており、
何よりごまどうふがとてもおいしいです!!
帰って市販のごま豆腐を食べましたが、比較になりません。
後に祖母も宿泊しましたが、おいしかったと言っていました。

夜は消灯までテレビも見られますが、翌朝のお参りのため少し早めに寝ました。


3日目は、早朝からお参りで始まります。
私の部屋は、本堂のすぐ脇だったので人の行き交う足音で目が覚めました。
4月下旬ですが、朝は寒く長袖が必要です。
6時くらいに本堂に案内された時にはすでに読経が始まっており、
いったい何時から始めたのか驚きました。

お参りをしますが私の家は浄土真宗(大谷派)なので真言宗のことはわかりません。
とにかく持ってきた数珠を持ち、手を合わせました。間違っているようでしたが・・・

読経が終わらないうちに本堂の奥の方に案内され、見学させていただきました。
普賢院には「摩尼殿」という仏舎利が納められた堂があり、見せていただけます。

そしていよいよ奥の院へ
入り口となる一の橋から奥の院への道乗りは少し長く2Kmあるそうです。
大きな杉が何本も立ち、静かな厳かな空気でした。
(ただ修学旅行生には何てこともない場所のようで大声で話しているのが気になりました。)
両側には、歴史上の人物・大企業を起こした人のお墓などがずっと続いていました。

そして最後に行き着く橋が「御廟橋」
ここからは聖域で、撮影・飲食禁止。浴衣姿では入ることができません。
川には卒塔婆のようなものが建てられており、後で普賢院の方に聞いたら
亡くなった方のお名前を書いた依代のようなもので、水で清めているのそうです。
(本当はもっといろいろな意味があるそうですが、真言宗の知識や経験のない人には
説明しても理解しがたい、かなり精神的(雰囲気のような)なもののようです)

灯籠堂でお参りを済ませ、奥に回ると弘法大師御廟があります。
柵で囲まれた一見何のことはない場所ですが、静かで不思議な空気がそこにありました。
東寺で感じた暖かなものと少し違っていましたが、
落ち着く感じは変わらず、ここでもしばらく座って眺めていました。

午後は高野山を離れ、ケーブルカーで下界に
そう、気分はまさに天から下界に降りる気分でした。
ケーブルカーでゆっくりと下へ降りて行くのはとても残念でした。


高野山は、一つの国のようでした。
「日本の中のどこか」というよりも「日本」と同じレベルの単語のようでした。
行ったことはありませんがバチカンはあんな感じなのかなと思います。
一つの「こと」や「もの」を信じ、大切にできることを少しうらやましく思い
またその心が同じ人が集ってできあがる空気を身をもって知りました。
宗教が戦争にもつながってしまう理由が何となく分かった気がしました。

ケーブルカーの駅に向かうバス停で近くの町に住むおばあさんに出会いました。
もう何年もお気に入りのお線香を買いに通っているそうですが
高野山はかなり観光地化されて、昔とかなり変わってしまったそうです。

今ですらこんなにいろいろ感じることができるのに
女性の入山できなかった時代は、どんなところだったのだろうと
考えてしまいます。
もしかしたら、私自身が「薄いから」あまりにも感じてしまうのかもしれませんが・・・


おすすめサイト
龍神観光NAVI:
  • http://www.wecom.jp/ryujin/index.html

  • 高野山観光協会・宿坊組合提供「高野山」:
  • http://www.shukubo.jp/

  • 【旅行時期】2005/04/26~2005/04/28
    【エリア】高野山周辺
    【テーマ】寺社・札所めぐり
    【投稿者】grass

    普賢院関連エントリー

    宿坊普賢院と高野山壇上伽藍参拝

    ... 宿坊の普賢院には国の重要文化財になっている四脚門がある。松尾芭蕉が逗留したというこの宿坊には、こじんまりとした境内には本堂をはじめ、芭蕉堂や仏舎利を収めるお堂もある。朝の勤行は本尊普賢菩薩のお祀りされた右の間にある阿弥陀三尊の前で行われた。 ...

    宿坊普賢院と高野山壇上伽藍参拝

    宿坊:普賢院

    『高野山:普賢院』 前住職[ 森寛紹大僧正 ]が愛媛出身で賓頭盧さんが前住職の時代からお世話になっているお寺さんとの事。 ... 『精進料理』 四国の宿坊ではお刺身がついていたが普賢院では本当の精進料理だった。 初めての食感の物もあり ...

    宿坊:普賢院

    高野山普賢院

    先日,家内の父の法要で行った,高野山の普賢院,ちょうどボタンの花がきれいでした。ここは,3度目ですが,最初は,高校時代,大阪清風高校から行った。後は,父の法要です。きれいに整備されていて,庭なども掃き清められて,気持ちのいいお寺でした。 ...

    高野山普賢院

    高野山・普賢院

    ... 「9月上旬までが見ごろ」とのこと。 普賢院 : 高野山内の中央に位置します。 また境内には 芭蕉 がとう留されたのにちなみ、 芭蕉堂 が建立されており、山内を散策する中央拠点としての俳句会等にも活用しております。 普賢院 サルスベリ の花

    高野山・普賢院

    普賢院 <場所:高野山、撮影日:2006/07/16>

    ◆地図 高野山の普賢院の中庭にある石篭に生えていた苔です。

    普賢院 <場所:高野山、撮影日:2006/07/16>